2006年4月1日より、 GIA カット・グレーディング・システムの導入に伴い、中央宝石研究所発行のダイヤモンド・グレーディング・レポートのデザインが一新されました。 これらの新レポートでは、 GIA グレーディング・システムに準拠したカット・グレードと共に詳細なプロポーション・データがダイヤモンド側面図上に記載されています。これまでよりも更に詳細なプロポーション・データは、カット・グレードを決定するのに必要不可欠なものです。
新レポートでは、グレード表記として一般にも浸透した4C(Carat, Color, Clarity および Cut)を一箇所に並べて配し、カット・グレードのすぐ下にフィニッシュ(ポリッシュ/シンメトリー)を記載しているため、各グレードおよびトリプル・エクセレントが消費者にもすぐに理解出来るようになりました。ダイヤモンドの色起源についてはカラーグレードのすぐ傍に表示し、そのダイヤモンドの色の起源が“天然”であるか否かを明確に開示しております。
ハート アンド キューピッドの写真を添付したプロポーション・レポートは、 GIA グレーディング・システムに準拠したカット・グレードとフィニッシュ(ポリッシュ/シンメトリー)および詳細なプロポーション・データが記載され、 3 つ折りカバーに収めてご利用いただけます。
また、ファンシーカット及びファンシーシェープのダイヤモンドは今回のカット・グレーディング・システムの適用範囲外ですが、新しいデザインのグレーディング・レポートではフィニッシュの項目が設けられ、ポリッシュ・シンメトリーを記載するようになりました。
ソーティング・シールのデザインは従来通りですが、 GIA カット・グレーディング・システムに則ってグレード評価されたものは、4C結果欄の右下に“ GIA グレーディング システムに準拠”と記載しています。このため、 AGL 基準か GIA カット・グレーディング・システムに基づくカット評価かはこの部分で見分けられます。
*[1] GIA カット・グレーディング・システムに基づくカット評価参考データの添付サービスは終了しました。
*[2] 2006 年 4 月 1 日から GIA カット・グレーディング・システムに基づいてグレーディングしております。
希望により、 AGL カット基準でソーティングされた結果をそのままレポートに移行できます。
*[3] ルースの場合は 3 ヶ月間 2006 年 6 月 30 日まで
*[4] 枠付の場合は 1 年間 2007 年 3 月 31 日まで
※ いずれの場合もレポートの日付はソーティング発行日となります。
[1] ソーティングでの見直しおよびソーティングメモ発行: 500 円
[2] グレーディング・レポートでの見直しおよびレポート発行: 2000 円
※ あらためて GIA Facetware TM Cut Estimator データーベースに掛けるため、プロポーションの数値は若干変る可能性があります。