天然ダイヤモンドの結晶には、樹木に例えれば年輪のような固有の成長模様が存在します。天然ダイヤモンドは地球の深部で育まれ、地表に出て来るまでには自然界の多くの環境(温度、圧力)の変化を受けるため、その成長の過程は決して一様ではなく、その成長模様も非常に複雑なものになり、全く同じ成長模様を持つダイヤモンドは二つと存在しません。しかし一つの結晶から2個のダイヤモンドのカット石を研磨した場合には、テーブル面の石取り方向が近接し、且つ正対していれば同じ成長模様をテーブル面方向に持つことが出来ます。これらは特別な観察装置を用いて確認することが出来るため、同じ原石から得られた2個のダイヤモンドであることを証明することが可能になります。
このように同じ原石から得られた2個のダイヤモンドを弊社では双子のようなダイヤモンドであると言う意味を込めてツインダイヤモンドと呼んでいます。