Gemmy 128 号 「ワールドニュース」
あけましておめでとうございます。昨年はご愛読ありがとうございました。今年もワールドニュースを宜しくお願い申し上げます。早速、新春号にちなんでダイヤモンドマーケットのお正月から。
イスラエル New Year
ユダヤ教のお正月は、ユダヤ暦で第七の月の1日(旧約聖書ではこの地上ではじめての人であるアダムが創られた日がティシュリ月の1日)この日がユダヤの新年(ちなみに今は5766年)となります。今のカレンダーで見ますと、その時は収穫が済んだ秋の九月の下旬か十月の上旬でした。旧約聖書に「主はモーセにおおせになった。イスラエルの人々に告げなさい。第七の月の1日は安息の日として守り、角笛を吹き鳴らして記念し、聖なる集会の日としなさい。あなたたちはいかなる仕事をしてはならない。燃やして主にささげるささげ物をたずさえなさい。」と書いてあります。この新年の日の食卓ではどこの家庭でも石榴が出され、スライスしたリンゴに蜂蜜をつけて食べます。
ヘブライ語では新年をロシュ・ハシャナ(ロシュ=頭、ハシャナ=その年)と言います。ユダヤ暦では、このロシュ・ハシャナの10日後にヨムキプールがやって来ます。この新年では「ディン」と呼ばれる審判が行われ、新しくやって来る年のそれぞれの運命が決められます。そしてこの新年には、天国では「命の本」「死の本」「正直者の本」「老後の本」そして「健康の本」の5冊の本が開かれます。その10日後のヨムキプールまでに①ユダヤ教の勉強や祈り②家族、友人や同僚そして周りの人々に一年の反省を告げる③チャリティーをすることによって「死の本」から「生の本」へと変われる可能性があるのです。どの本の中に名前を記されるのかヨムキプールに神が決めるので、ユダヤの人は新しい年に向かって努力をして、一からの再スタートを切るのです。
M-レポート
-6.5, wh/SI+、demand was only slightly shifting, 1/10-1/6, D-J/VS+、good makes somewhat moving, 1/4-1/3 wh/PQ slow, 1ct-5ct, wh/PQ、were selling, mainly to regulars of these articles, 1ct-10ct, D-M /SI2+ continued to enjoy healthy sales
インド New Year
インドのお正月は、国民の8割がヒンドゥー教ですから、お正月などの祝祭日は「ビクラマディティヤ」という太陰太陽暦の「ヒンドゥー暦」に従い、「Diwali=ディワリ」ということになりそうです。ディワリは元々、ヒンドゥー教の神様ヴィシュヌの化身である英雄ラーマが長年の追放から無事帰還したことを祝ったのが始まりで、女神ラクシュミ(富と幸運の神でヴィシュヌの妻)を迎えるお祭りです。
ディワリはカーティック(西洋暦では10月or 11月)と呼ばれる、満月から2週間後の「新月」の日に行われます。多くの会社や学校がお休みとなり、街にはきれいな飾りつけがされて、賑やかになります。サンスクリット語で「ランプの列」を意味するお祭りですから、家々は「ディヤ」という小さな素焼きの皿のランプ(ディヤは、素焼きの皿の中にギー(ミルクから作った油)またはマスタード・オイルを入れ、コットンで芯を作り、灯をともして使います。ろうそくの灯は風ですぐ消えてしまいますが、ディヤについた灯はなかなか消えない)やろうそくの灯、またはイルミネーションで飾られ、建物はライトアップされて町中が光で華やかになります。暗闇がないようにするのです。爆竹や花火なども上げられて、活気溢れるムードになります。そして迎えたディワリの日。新しい服で身を包み、 "HAPPY DIWALI!!" とお互いに声をかけあいます。
女神ラクシュミーはこの夜の12時に家々に訪れ、人々に金運を授けると言われているので、家の窓を少しだけ開けておきます。ディワリの準備は、家々では家中の壁の塗り替え(ホワイト・ウォッシュ)をしたり、大掃除をしたりするそうです。新しい服を用意し、お歳暮やお菓子を準備したりもします。お歳暮と言っても、お世話になった人だけではなく、近所の人にも配りますし、毎年いろいろとアイディアが必要で結構大変そうです。シルバーやゴールド、陶磁器などをプレゼントすることもあるそうです。また年賀状にあたる「ディワリ・カード」も配ります。そしてお祈りやお寺参りをし、親戚や友人の家を訪ねて、新年を祝います。
M-レポート
-2, wh SI+、was moving, -6.5,wh、was in very good demand, +6.5、selling welling, 1/10-1/6, wh/PQ、were selling a slight downturn in sales, 1/4-1/3, wh/PQ、were in demand, 1/4-1/3, D-J/SI+、Good makes selling well, 1ct-5ct, wh/PQ including goods for treatment、 were in strong demand
香港New Year
香港はお正月が2度あります。一つは西暦の1月1日、もう一つは旧暦(農暦)の新年「初一」(1月1日)です。
西暦のお正月は欧米の儀式に習ったものであり、あまり重視されないのに対して、旧暦のお正月は中国人にとって1年で一番大事な行事なのです。日本の風習と同じように、大晦日までに大掃除を済ませ、お正月を迎えるお飾りや食事(年ゴウというこちらのお餅(年年高、毎年よくなるの意味がある)や大根餅、揚げ餃子、瓜子、糖果など)の用意で街はあわただしくなります。日本以上に家族で過ごすことが大切にされています。こちらのお飾りは赤と金の華やかなもの。毎年お正月2日目には花火大会も催されます。お正月の前になると、街中でお正月用のお花を抱えている人を見かけるようになります。花市も開かれ、水仙(運が良くなる)、グラジオラス(正月に開くと縁起がいい)、金柑・牡丹(お金が儲かる)、桃の花(異性運の向上)に猫ヤナギなど縁起が良いとされるお花がズラリとならびます。街中いたるところでみかける金柑。香港のお正月の一番ポピュラーな挨拶は「恭喜發財(クンフェイファッチョイ)!」。これも直訳すると「儲かりますように」ってこと。なかなかストレートな人たちです・・・(ちなみに中国大陸では旧正月にも「新年快楽」「新年好」という一般的な「あけましておめでとう」という挨拶を耳にすることも多い)。香港では元日には掃除をしない、髪を洗わないなどとも言われているそうで、理由は「お金や福を流して(掃きだして)しまうから」だとか。
M-レポート
-2, wh SI+、was moving well, -6.5, wh、healthy demand, +6.5, wh was selling well, 1/10-1/6, wh/PQ、good selling for Japanese buyers, 1/4-1/3, wh/PQ healthy sales, 1/4-1/3, D-J/SI+、good demand, 1ct-10cts, D-Cape/SI+、were in heavy demand, 1ct-5ct, wh/PQ were selling well
ベルギーNews
10月のベルギーの研磨済みダイヤモンドの輸出量は前年同月期より0.7%アップ
10月の研磨済みダイヤモンドの輸出量は、2004年の同月期6億7910万ドルと比べ0.7%アップの6億8390万ドルに達しました。2005年1月からの10カ月間をみると昨年の同期67億ドルと比べて9%増の73億ドルになりました。10月のベルギーの研磨済みダイヤモンドの輸入量は、80万カラットと1.38%減少しましたが、価格は6億7570万ドルの7.06%増えています。同じく2005年1月からの10カ月間をみると昨年の同期870万カラットと比べて5.8%減の810万カラットになりました。
内訳はアメリカ合衆国向けで昨年より多少減少し22億5000万ドル、しかし香港向けは21.4%アップ、イスラエル向けも22.4%増加しました。
M-レポート
-2, wh/SI was selling, -6.5, wh、 was in good demand, +6.5, wh、 demand was on the rise, 1/10-1/6, wh/PQ、good selling for U.S. buyers, 1/4-1/3, D-J/SI+、were in good demand, 3/8-1/2, white/PQ、were selling well, 3/4 were high demand, 1ct-5cts, wh/PQ including goods for treatment、were moving well, 1ct-10cts D-Cape/VS+、were in strong demand
アメリカNews
アメリカの研磨済みダイヤモンドの輸入量は前年同月期より10.5%アップ
アメリカ国勢調査事務局によって発表された数字によると第1四半期から第3四半期までの研磨済みダイヤモンドの輸入量は、2004年の同期103億8000万ドルと比べ10.5%アップの114億8000万ドルに達しました。9カ月間の内訳は、ボリュームは2004年同期の1420万カラットと比べ、1280万カラットまで10%減少しました。
原石の値上げとトータルカラットの減少により研磨済みダイヤモンドの1カラットあたりの価格は、23%上昇し899ドルになりました。アメリカの主要輸入先であるイスラエル、ベルギーそしてインドで全体の57%にもなります。同じく原石の第1四半期から第3四半期までの内訳は、金額ベースで前年比27%アップの7億1500万ドルになりました。カラットベースで16%減少し、1カラットあたりの価格は、50%上昇し858ドルに急増しました。
M-レポート
-2, wh to off-white/VS to PQ、was selling well, -6.5, wh to off-white/VS to PQ、was in strong demand, +6.5,wh、 was weak, 1/10-1/6, D-K/SI to PQ、were moving well, 4/4, D-H/VVS+ certified stone with good makes good demand, 1.25-1.75cts, white/SI+, good makes、 were in strong demand, 3cts+, good makes、were in strong demand, All size, fancy yellows、were enjoying healthy sales
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