♪ そうね誕生石ならルビーなの
そんな言葉が頭に渦巻くよ ♪
ご存知、寺尾聡が歌って10週連続ベストテンに輝いた『ルビーの指輪』(作詞:松本隆 作曲:寺尾聡)です。といっても知らないかたもいらっしゃるでしょうね。2006年にビール会社のCM音楽にも使われました。チャンスがあったら聴いてみてくださいね。
さて、ルビーといえばこの『ルビーの指輪』しか思い浮かばないのも困ったものですが、調べてみるとさまざまに不思議なパワーを秘めているのが解りました。たとえば、
・ルビーには炎が閉じ込められていて、衣類をその光は通り抜け、水の中に入れると沸騰する
・ドラゴンが3つの卵を産み、一つは異教徒の王、もうひとつは中国の皇帝。
最後の卵からはルビーが生まれた。
・ルビーのパワーを得るには身体の右側につけなければならない
最初のものはルビーの「赤く強い輝き」の表現ですね。ドラゴンの伝説は「権力」の象徴としてのルビーでしょう。「身体の右側」というのは、しかし一体なんのジンクスなのでしょうか。『ルビーの指輪』では男女の別れが歌われています。ルビーの宝石言葉は「情熱」。なのにルビーの効力がなかったわけですから、おそらく左の指にしていたのかもしれませんね。作詞の松本隆さんは残念ながら、そこまで書いていません。あなたはどう思われますか?